お前がいなくなるなんて・・・そんなことは考えられなかった。
俺にとってお前は、いつも俺の傍に居る。・・・それが当たり前の存在だった。

だけど、別れは突然で・・・・・・。
今でもお前の無残な姿を思い出し、お前の最期を夢に見る・・・。

俺があのとき、もっとお前に注意していれば、あんな目に遭うこともなかっただろう。
自分の無力さと、人の命の儚さを恨んでは、歯を噛み締める。

俺を支えようとしてくれていたお前。
その有り難さに、俺はお前を失ってから気付いた。
・・・こんな奴と一緒に居て、お前は本当に幸せだったのか?
最期も、あんな姿になって、お前は後悔していないか?

その答えは2度と聞けなくて、お前の笑顔も2度と見れなくて・・・。





「――さ、次行くわよ〜!それにしても。今まで連勝って、なかなかやるわねぇ〜。」

「・・・・・・う゛お゛ぉい!!当たり前ぇだろぉ!!」

「ん?間があったけど?・・・もしかして、あの子のこと思い出して――。」

「あぁ?・・・何でもねぇよ!!」





俺は、そんな思いを抱えながら、今日も刃を振り下ろす。













 

この大本は、なんと1日で出来たんです!が、相手が定まらず・・・。決まってからも、どうすればスクアーロさんっぽさを出せるか?!ってところに苦労しまして・・・。
気付けば、3〜4ヶ月経っていました・・・(汗)。しかも、スクアーロさんっぽさも出せてないし・・・orz
本当、いろいろとすみません・・・。とりあえず、『詩』では初の他漫画作品でした!

以下は、ちょっと萎えるかもしれない、きっかけについてです(笑)。
これは私の経験から書きました。・・・もちろん、好きな人を亡くしたわけじゃありません。実は・・・私がUSBメモリを壊した(折った)経験を基にしました(笑)。
壊した瞬間は相当のショックで・・・。それから、何とかデータ復旧とかもして、私的には気分も治ってきてると思ったんですが。なんと、その事故からほぼ半年経ったある日、同じような出来事を夢に見たんです!それで、私の中でUSBメモリの存在は大きかったんだなぁ・・・と思い、この詩を書きました。・・・・・・くだらなくて、すみません;;

('08/08/08)